【193】
第五章 堀川・消えていた老舗
八時五分まえにロビーへ降りていくと、南条はすでに来て待っていた。
「ご紹介します。こちら警察庁の宮之原警部さん」
真祐美は南条に宮之原を紹介した。
「南条です」
南条は短く答え、頭をさげた。
恰幅のいい南条だが、宮之原と向かい合うと、ひとまわり小さくみえた。
「わたしの部屋へおいで願えますか」
宮之原はそういい、いま降りてきたばかりのエレベーターホールへ案内していった。十三階へあがった。真祐美の部屋とはすこし離れていたが、宮之原の部屋はツインであった。
【译文】
第五章 堀川 消失的老字号
八点五分前,当来到宾馆大厅时,南条已经过来等待了。
“我来介绍一下。这位是警察厅的宫之原警部。”
真祐美向南条介绍宫之原道。
“我是南条。”
南条简短地回答,并低下头。
体格尚好的南条在面向宫之原时,显得小了一圈。
“去我的房间里详谈可以吗?”
宫之原这样说道,把南条领到刚下来的电梯里。上升到第十三层。虽然与真祐美的房间距离有点远,但宫之原的房间是双人间的。
请老师看一下。
低头做事