【汤河原】【165】
フロント係は、用心深く、きく。
「六年前からの知り合いでね」
「確認してよろしいですか?」
「そりゃあ、構わないが、彼は、気分を悪くすると思うよ。おれの名前をいうと」
「確か小早川さまでしたね」
と、フロント係は、小早川の書いたカードに眼をやってから、急に怯えた眼になって、
「小早川さんというと、ホテルーイーストで、事件を起こされた?」
「おれが起こしたわけにゃないよ。勝手に、人が一人殺されたんだ」
小早川は、笑った。
「わかりました」
「金次さんに、確認する必要がないとわかったってことかい?」
「はい。それで、ご用は?」
「金次さんは、いつ、ここに来たんだ?」
「昨日の午後です」
二人で?」
「はい」
「何の用で来だのかな?」
「静養とおっしゃってますが」
「静養ねえ」
「はい。船で、来られたようです。うちの持っているマリーナに、とめてあります。MASAMI
というボートです」
「孫娘の名前だ」
「よく、ご存知ですね」
「乗組員は、今、何処にいるんだ?」
「その船に泊まっていると、聞きましたが」
「船でやって来るなんて、優雅だねえ」
「私どもの常連の方の中には、何人か、船でいらっしゃる方がいらっしゃいますよ」
【译文】
前台人员谨慎地问道。
“我们从六年前便认识。”
“我确认一下可以吗?”
“那是没问题啊,只不过会让他不高兴的。一提到我的名字的话。”
“您应该是小早川先生吧。”
前台工作人员看到小早川写的卡片后,眼神马上变得害怕起来说道:“说起小早川先生,您是在东方宾馆引发了案件是吗?”
“并不是我干的呀。有一个人被随意的杀害了。”
小早川笑着说道。
“明白了。”
“你是说,你知道没有必要向金次先生确认是吗?”
“是的。那么,是什么事情呢?”
“金次先生什么时候来这里的?”
“昨天下午。”
“两个人吗?”
“是的。”
“来干什么?”
“他说来静养。”
“静养啊。”
“是的。好像是开船来的。停在我们的船坞里面。一艘名叫MASAMI的船。”
“是他孙女的名字。”
“您知道的真清楚啊。”
“乘组人员现在在哪里?”
“听说住在船上。”
“开船过来,真是优雅啊。”
“我们的常客当中,有几位就是开船来的。”
请老师看一下。
低头做事