【汤河原】【237】　
　「おかしいかも知れないけど、本当なのよ。信じて、頂戴」
　「おれを、刑務所に送り込む代償として、五千万円の金か」
　　「――」
　「あいつが、真犯人なのか」
　　「――」
　「どうなんだ？六年前、仁科あいを殺した真犯人は、古木だっかのか？」
　「知らないわ。でも、今、私がいったことは、本当よ。嘘はついでないわ」
　と、君子は、大声を出した。
　「三日間、姿を隠していたか、何処で、何をしてたんだ？』
　と、小早川は、きいた。
　「息抜き に、九州へ行ってたのよ」
　　「九州の何処だ？」
　「湯布院温泉」
　と、君子はいった。
　しだいに、階段の方が騒がしく なった。
　若宮の声が、聞こえた。
　「泉巡査！何処にいるんだ！」
　と、怒鳴っている。
　「静かにして！」
　と、小早川は、君子に、いってから、窓を開けた。
　身を踊らせ 、二階の屋根に飛び降りた 。
　更に、一階の庭に飛び降りて、木戸 から、外へ出た。
　上の方で、若宮が、何か叫んでいた。
　藤木川沿いの道路に出る。
　急に、寒さを感じて、上衣 の襟 を立てた。わざとゆっくり、川沿いの道をおりて行く。
　ただ、頭の方は、鋭く 回転していた。
（六年前の殺人事件の真犯人は、公認会計士の古木正道だったのか？）
そんな筈はない ―

【译文】
“也许是奇怪吧，不过这是真的。请相信我。”
“把我送进监狱，作为报酬，就那五千万块钱？”
“——”
“那家伙就是真正犯人吧。”
“——”
“怎么样？六年前，杀害仁科爱的真正犯人是古木吗？”
“我不知道。不过，我刚才说的话是真的啊。没有骗你的”，君子大声说道。
“你躲了三天时间吧，去哪里了，在那干了什么？”
小早川问道。
“去九州放松去了。”
“九州哪里？”
“汤布院温泉。”君子说道。
接着楼梯那里传来一阵骚乱声。
若宫的声音问道：“泉巡查！你在哪里？”
声音很愤怒。
“安静！”小早川对君子说道，然后打开了窗户。
他纵身一跃，跳到二楼的屋顶。
接着再跳到一楼庭院，再从大门来到了外面。
从楼上传来若宫的叫喊声。
小早川来到了藤木川岸边的马路上。
这时小早川把外套的衣领立起来以抵御忽然袭来的寒意。他故意放慢脚步，走下了河岸的马路。
但是，脑海中的思绪在飞速运转着。
“六年前杀人事件的真正的犯人难道就是注册会计师古木正道吗？”
绝对不可能的——

请老师看一下。

翻译很好，不必改动。但是“木户”译成“大门”不大合适，译为“栅栏门”可能好一些。（大门容易和正门混淆）