【汤河原】【177】
十津川たちは、近くのテーブルに腰を下した。コーヒーを注文してから、亀井が、
「男の死体が揚ったと聞いてね。所管は違うが、丁度、熱海にいたので、見に来たんだ」
と、いった。
「身元は、わかったんですか?」
「ああ、K組の松浦明というヤクザとわかった。もっとも、K組は、松浦明を破門 したといってるがね」
「やっぱり、ヤクザだったんですか」
「あれは、明らかにリンチ だな。殺して、海に放り込んだんだ。何かミスをやらかした んだよ」
と、亀井は、いい、じろりと、小早川を見た。
「おれには、関係ないよ」
小早川が、そっぽを向いた 。
「そうかね。あのヤクザが、君に切りつけたん じゃないのか?」
亀井が、追い討ち をかけた。
「そうだったら、どうなんだ?」
「まさか、君が殺して、海に放り込んだんじゃないだろうな?そうなら、逮捕するぞ」
「カメさん。それは違うよ」
と、十津川が、口を挟んだ。
亀井が笑って、
「わかっていますが、ちょっと驚かしてやっただけですよ」
「それにしても——」
と、十津川は、小早川と、亜矢を等分に見て、
「初島に、大集合だね。金次社長も来ていて、君たちもいて、その上、死体まで、やって来た」
「本当は、死体のことで、来たんじゃないんでしょう?」
と、亜矢が、きいた。
【译文】
十津川他们在附近的餐桌落座。点好咖啡之后,龟井说道:“我们听说有男尸浮出水面。虽然管辖的内容不一样,但是正好在热海,所以来看看。”
“身份知道了吗?”
“是的,我们了解到他叫松浦明是K组的一个混混。但是听说松浦明已经被K组开除了。”
“果然是个混混吗?”
“那明显就是一场私刑。杀害之后扔进了海里。他是犯了某个错误吧。”
龟井说着,直勾勾地看着小早川。
“跟我没关系啊。”
“是吗。那个混混用刀砍了你吧。”
龟井追问道。
“如果是的话,那又怎样?”
“难道是你杀人再把尸体扔进海里的吧?如果是那样,我们就抓你呀。”
“龟井。那样不对哦。”
十津川插嘴说道。
“我知道,只是稍微吓吓他而已。”
“不过——”
十津川看了看小早川又看了看亚矢。
“真是到初岛大集合啊。金次社长也来了,你们也来了,而且,连尸体也来了。”
“你们不会是真的为了尸体的案件来的吧?”
亚矢问道。
请老师看一下。
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本帖子最后于 2024/12/26 0:18:00 编辑 ]
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