【110】
真祐美が車を駐車させた県足助事務所も、もと本多家七千石の陣屋跡なら、その向かいの信用金庫も白壁の土蔵造り。よくよくみないと、信用金庫とは思えない建物であった。
県職員ご推薦の杉田屋は信用金庫の隣りで、ここも土蔵造り、その隣りの名物『日月もなか』の店も土蔵造りであった。
『杉田屋』はテーブルが八つ、カウンター席が五つの比較的大きな食堂だったが、観光シーズンとあって、それらしいお客で満員の盛況であった。
ウィークディの観光客はほとんどが中高年で、ウォーキングの精神が旺盛なのが共通している。
歩きやすい軽装に帽子とポシェット、服装も共通していて、夫婦か女性のグループというのも共通していた。
ひと組の夫婦が立っていったテーブルに落ち着くと、宮之原は、
「わたしはカツ丼にします」
と、注文をとりに来たお内儀さんにいった。
「わたしも……」
真祐美もそれにした。
【译文】
真祐美停车的县足助事务所,原本就是本多家族七千石的营地遗迹,而对面的信用金库竟然也是白墙的仓库建筑风格。如果不仔细看的话,不会想到这建筑就是信用金库。
县职员所推荐的杉田屋就在信用金库的隔壁,这里也是仓库建筑风格,而旁边的卖名产“日月豆馅糯米饼”的商店也是仓库建筑风格。
“杉田屋”是一家拥有八张餐桌,五个柜台位置的比较大的餐厅,由于是观光季,那些像是旅行的客人让店里出现满员的盛况。
工作日出行的游客基本都是中高年,步行的劲头旺盛是一大共同点。
步行容易的轻装搭配帽子和小型挎包,服装也都相同,不管是夫妇还是女性团体都是一样的装束。
在一对夫妇站着的一张餐桌位置落座,宫之原对过来询问点菜的老板娘说道:“我要一份炸猪排盖浇饭”。
“我也是……”,真祐美也点了一份一样的。
请老师看一下。
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本帖子最后于 2023/1/27 21:16:38 编辑 ]
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