【117】
「いいんです」
宮之原はそうこたえ、車に乗ると、
「どこか煙草の吸えるドライブインのような店がないですかね」
ダスターコートを引き寄せた。
それで気がついたのだが、今朝、落ち合ってからいままで、宮之原は缶ヒースを一度も手にしていなかった。
「警部さん、遠慮しないで煙草、どうぞ吸ってください」
真祐美はいっか。
車の不便なところは、ちょっと喫茶店や店屋に立ち寄ろうと思っても、駐車場がないと利用できない点であった。
「ありがとう……」
宮之原はそういったが、煙草を吸おうとしなかった。
「じゃあ、探してみます」
真祐美は国道へでた。
駐車場を備えた店は、市街地からすこし離れた国道沿いに多いからであった。
【译文】
“好的。”
宫之原这样回答后,坐进车里拿过风衣说道:“哪里有没有类似路旁餐馆的可以吸烟的商店?”
然后真祐美回过神来注意到了,从两人见面到现在,宫之原一次也没有拿过铁罐和平香烟。
“警部,别客气,请抽烟吧。”
真祐美说道。
汽车不方便的地方是,即使想要顺便去咖啡馆和商店,如果没有停车场也就无法使用。
“谢谢……”
宫之原虽然这样说,但没有打算要吸烟。
“那么,我找找看。”
真祐美开车上了国道。
因为配备停车场的商店,多位于距离市区稍远的国道旁边。
请老师看一下。
低头做事