【239】
「くるよ」
宮之原は自信を持っていい、
「きみには南条とのやりとりを聞いてもらわなければならない。そうでないと、雨宮ありさの犯人を突き止めても、前の事件を引っくり返すことができないからね」
と、いった。
予定どおりの時刻に南条が来た。
昨日と同様、悠々としていた。やましいところなど微塵も感じさせなかった。
宮之原と真祐美が南条と向かい合ってすわり、富永は南条の横にすわった。
ホテルのウエーターが四人のまえにコーヒーを注いでまわり、ウエーターが部屋をでていくのを待って、宮之原がたずねた。
「岬さんのお父さんの葬儀を名古屋管理局の恒川さんに依頼なさいましたね。東京本社の総務部長と名古屋管理局の総務課長は、職制が繋がっているのですか」
「直接の指揮系統があるわけではありませんが、あの場合は緊急でしたので、恒川くんにお願いしました」
「総務課長でしたら、建設局にもいますね。建設局はすぐそこです。岬さんと連絡をとるのにも近いし、便利だったのじやないですか」
「それはどちらでもよかったのですがね」
【译文】
宫之原自信满满地说道:“会来的。”
接着又说道:“必须要请你听听与南条的谈话。否则,即使追究到了雨宫有纱的犯人,也无法推翻之前的案件。”
到了约定的时间,南条来了。
与昨天一样从容不迫。丝毫没有让人感到他有负罪感。
宫之原与真祐美面向南条坐下,富永则坐在南条旁边。
宾馆的服务员依次给四人倒咖啡,等服务员离开房间后,宫之原问道:“您把岬小姐父亲的葬礼委托给了名古屋管理局的恒川先生对吧。东京总部的总务部长与名古屋管理局的总务课长有职务制度上的联系吗?”
“并没有直接的指挥系统,但有时由于情况紧急,于是就委托给了恒川了。”
“如果是总务课长的话,建设局也有人吧。建设局很近。与岬小姐联系也很近,不是很方便吗?”
“那都可以。”
请老师看一下。
低头做事