@【汤河原】【31】
「さて、何から聞くかな」
男は、拳銃を、もて遊び ながら、若者にいった。
「それ、ニセモノなんだろう? モデルガンなんだろう?」
若者が、きく。
男は笑った。
「どうかな?おれにもわからないんだ。知り合いのヤクザから二十万円で買ったもので、実は、まだ一発も撃ってない。中国製のトカレフ だといったが、本モノかどうか。引金を引けばわかる 。やってみるか?」
「変なことは止めろよ!」
「ニセモノかどうか知りたいんだろう?」
男の顔から、笑いが消えた。
それを見て若者の眼が怯えた。
「おれは何もしてないよ。ただ好きな車だから、のぞいていただけだ」
「お前さんは、十国峠あたりから、バイクでおれを追っかけていた 。そのバンダナに見覚えがある」
と、男はいった。
「偶然だよ。おれも、十国峠から、ここへ来たかっただけだ」
「偶然か」
男は、呟いてから、いきなり拳銃で、若者の鼻っ柱 を殴りつけた 。
その一撃で、鼻が折れ曲り、どっと、鼻血が吹き出した。若者は咳込み、むせた 。眼から涙がこぼれた 。
「もう一度、聞くぞ。なぜ、おれを追けた ?」
「おれは、何も知らないんだ」
「知らないか」
今度は、拳銃で、若者の下腹を殴りつけた。
【译文】
“那么,从何问起呢?”
男人一边摆弄着手枪一边问年轻人。
“那个是,假的吧?是模型枪吧?”
年轻人问道。
男人笑了。
“怎么说呢?我也不知道。这是从一个认识的流氓那里花了二十万买的,说实话,还没打过一枪。听说是中国产的托卡列夫手枪,也不知道是真是假。扣动扳机就知道了。试试看不?”
“别干傻事了。”
“你不是想知道真假吗?”
男人的笑容消失了。
年轻人看了之后眼里透着害怕。
“我什么也没干呀。只是因为那是我喜欢的一辆车子,所以朝里面看了看而已。”
“你小子从十国岭开始就踦摩托车跟踪我。那条头巾我记得很清楚。”
男人说道。
“那是偶然吧。我也是打算从十国岭到这里来的呀。”
“偶然吗。”
男人嘀咕了一句,忽然用手枪朝年轻人的鼻梁狠狠地打去。
被这么一打,鼻子也歪了,喷涌而出。年轻人咳嗽个不停,又被呛着了。一个劲地流眼泪。
“再问一遍。为什么跟踪我?”
“我什么也不知道啊。”
“不知道是吧。”
这次又用手枪打在了年轻人的下腹部。
请老师看一下。
老师,《点与线》我打算先不放一放,感觉泛读阻力比较大,比《汤河原》难度大一点。
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本帖子最后于 2023/10/3 17:43:07 编辑 ]
低头做事