【汤河原】【79】
「だから、やめられないんだよ。おれは、競馬で儲けた。もちろん、一文なしになることだって当然あったわけだ。幸運に恵まれて、おれは大金を手にした。それをおかしいという発想の方が、おかしいんじゃないのか」
「これは、水掛論だね」
亀井は、苦笑した。
4
十津川は、亀井を促して、店を出た。エレペーターで、おりて、パトカーに乗ろうとすると、立花亜矢が、ひとりで降りて来た。
[どうしたんです?]
と、十津川が、声をかけた。
[ただ、これから帰るんですけど]
と、亜矢はいう。
「じゃあ、送りましょう」
「すいません。高台にあるんで、歩くのが大変なんです」
といい、亜矢は、パトカーに乗って来た。
車は藤木川沿いの道路に出て、まっすぐ、奥湯河原に向った。
途中、川にかかるK橋を渡って、急な坂道を登って行く。
マンションに着くと、亜矢は、
「コーヒーを、ごちそうしますよ」
と、いった。
十津川が迷っていると、亜矢は、
「雑誌記者として、刑事さんに、いろいろ、お聞きしたいんですよ」
といった。
「われわれも、問題のベランダを見せて貰いたいな」
と、十津川は、いった。
【译文】
“所以,无法收手啊。我通过赛马赚了钱。当然,输的身无分文也是理所当然的。幸运的是,我赚了一笔大的。认为这不可思议的想才是不可思议的。”
“你这是在抬杠。”
龟井苦笑说道。
4
十津川催促龟井走出店铺。乘电梯下来,当要坐进车里的时候,立花亚矢一个人下来了。
“怎么了?”
十津川招呼道。
“我只是从这里回去而已。”
亚矢说道。
“那我们送你吧。”
“那太感谢了。我的住处在高台上,步行回去太累了。”
说着,亚矢坐进了警车。
车子开上了沿藤木川的公路,径直朝里汤河原方向开去。
到达公寓时,亚矢说道:“我请你们喝咖啡吧。”
正当十津川有些犹豫的时候,亚矢说道:“作为一名杂志记者,我有很多问题想问刑警先生。”
“我们也想看看那个问题阳台”,十津川说道。
请老师看一下。
低头做事