【汤河原】【94】
「その二つというのは、どんな会だったんですか?」
と、泉は、きいた。
「一つは、温泉と観光を考える会と、坂口貢太郎といって、温泉の研究を続けて来た大学の先生の古稀の祝いだ」
「古木さんは、どちらかの会に、招待されていたんですか?」
と、泉巡査が、きいた。
「いや。招待はされていなかった。ただ、古木は、事務所として熱海と湯河原のいくつかの旅館の経理を引き受けているからな。強いていえば、温泉と観光を考える会の方に、参加しても、おかしくはないんだ」
[でも、招待はされていなかったんでしょう?]
[そうだよ]
「それに同じ階で、小早川が、嫌がらのパーティーにを開いているのは知っていたわけですから、わざわざ、行くのは、不自然ですね」
と、泉は、いった。
「確かに、君のいう通りだがね」
「若宮さんは、どう思っておられるんですか?」
と、泉巡査が、きいた。
「どうといわれてもね。ホテルーイーストの殺人事件は、隣りの静岡県警の事件だからな」
「六年前の事件も、静岡県警の事件だったわけでしょう?」
「ああ。だから、いいたくても、遠慮することもある」
と、若宮が、いった時、電話が、鳴った。
受話器を取った若宮が、顔をしかめて、
「え? また車上荒し――?」
若宮は、泉巡査を連れ、今度は、パトカーで、現場に急行した。
【译文】
“那两个是怎样的聚会呢?”
泉水问道。
“一个是思考温泉与观光关系的座谈会,另外一个是为一位一直以来研究温泉课题,名叫坂口贡太郎的大学老师举办的七十寿宴。”
“古木先生是受到哪个聚会的邀请呢?”
泉水巡查问道。
“没有。并没有被邀请。作为一家事务所,古木只是担当热海和汤河原的若干旅馆的经理而已。如果非要说哪个,那么参加温泉与观光关系座谈会也不奇怪。”
“但是,他不是没被邀请吗?”
“是啊。”
“而且,他肯定知道在同一层,小早川在举办要找大家麻烦的一场聚会,因此,他还特意过去的行为就很不自然啊。”
泉水说道。
“的确,你说的没错。”
“若宫先生,您是怎么看的呢?”
泉水巡查问道。
“你问我怎么想啊。东方宾馆的杀人事件是隔壁静冈县警负责的事件呀。”
“六年前的事件也是静冈县警负责的事件吧。”
“是啊。所以,即便想发表意见,我也有所顾虑。”
若宫说完,电话响了。
拿起话筒的若宫皱着眉头说道:“啊?又是车上盗窃——?”
这次,若宫带着泉水巡查开车警车赶往现场。
请老师看一下。
低头做事