2きみをたいほする!
「ぼくが、ジョナス·オールデイカーさんと会ったのは、きのうがはじめてです。小がらで、かみの毛もまゆも白く、なんとなくイタチみたいでした。ぼくがつとめている法律事務所にいきなりやってきて、
『このメモをもとに、わたしの遺言状の書類を作ってほしい。』
と、このメモをわたされたのです。
書類を作りはじめて、びっくりしました。それは、自分が死んだら、ジョン・マクファーレン、つまりぼくに全財産をゆずるというものだったからです。
オールデイカーさんは、ぼくの母の古い知り合いらしく、名前は聞いたことがありますが、それだけです。なのに財産をくれるなんてどうしてなんでしょう。オールデイカーさんは、
『きみのことは聞いている。とてもまじめで、見こみのある青年だそうだね。わしは、つまも子もいないし、死ねばお金の行き場がなくなる。ならば、きみにあげようと考えたのさ。』
というのです。
書類ができあがると、他人に開けられないように、封ろう をしたのですが、そのあとオールデイカーさんはいいました。
『そうだ。まとめたい書類もあるし、今夜、ノーウッドのわしの家に来て食事をしませんか。』
2 你被逮捕了!
“我是昨天才第一次见到约纳斯·奥德克先生。小个子,头发眉毛都白了,总觉得像鼬鼠。他突然来了我工作的法律事务所,对我说:
‘我想让你根据这个笔记给我立遗嘱。’
说完就把这张笔记递给我。
开始立遗嘱之后,我大吃一惊。因为遗嘱的内容是,在自己去世之后,全部财产都由约翰·麦克法兰、也就是我继承。
奥德克先生好像是我母亲的旧识,尽管我听过他的名字,但也仅此而已。可他为什么要把财产都给我呢?奥德克先生是这么说的:
‘我听说过你的事情。说你是个非常认真、有前途的青年。我既没有妻子也没有孩子,死后没有人继承财产。所以我想给你。’
遗嘱立好后,为了防止别人打开,用封蜡封了口。然后奥德克先生对我说:
‘好了。还有些文件需要整理,今天晚上来诺伍德我家里吃饭吧。’
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本帖子最后于 2024/3/14 18:55:51 编辑 ]