【汤河原】【134】
４
四十分ほどして、おりて来た亜矢は、十津川たちが、待っているのを見て、
「何かご用ですか？」
「あなたに、ちょっと聞きたいことがあってね」
と、十津川は、いった。
「丁度良かった。私たちも、刑事さんに、お聞きしたいことがあるんです」
亜矢も、にっこり している。
「それなら、この近くで、お茶でも飲みながら」
と、十津川は、いった。
四人は、亜矢たちのＲＶ車 で、湯河原駅傍らの「ウエスト」という喫茶店に向かった。
窓際に腰を下ろすと、クラブ「あい」のある雑居ビルが見える。
大男 のカメラマンは、ライスカレーを注文し、他の三人は、コーヒーを注文した。
「まず、そちらから質問してください。答えられることは、答えますよ」
と、十津川は、いった。
「まず、お聞きしますけど、刑事さんは、小早川さんを、逮捕しようと思って、ここに、いるんですか？」
と、亜矢は、聞く。
「事件の犯人とわかれば、もちろん、逮捕しますよ」
「九月に東京で起きた誘拐事件の？」
「そうです。しかし、彼は、ここでも、何か事件を起しそうな気がします」
と、十津川は、いった。
「でも、狙われたのは、小早川さんの方ですよ。ナイフで手を切られたんです」
「彼が、そうなるようにしたんです」
【译文】
过了大概四十分钟，下来的亚矢看到十津川他们在等待着，于是说道：“您有什么事吗？”
“我们想问您一些问题”，十津川说道。
“正好。我们也想问刑警先生们一些问题。”
亚矢微笑着说道。
“这样的话，我们就在附近喝杯茶什么的吧。”
十津川说道。
四人一行坐着亚矢他们的RV车（休闲车），前往汤河原车站旁边的一家名叫“西部”的咖啡店。
在窗边的位置一落座，就可能看到会所“爱”所在的杂居楼。
大个子摄影师点了一份咖喱饭，其他三人都点了咖啡。
“首先，请您提问。能回答的内容，我都予以回答。”
十津川说道。
“首先，我想问的是，刑警先生是想逮捕小早川而出现在这里的吗？”
亚矢问道。
“如果查明了是事件的犯人，当然要进行逮捕了。”
“九月发生的东京的诱拐事件的犯人吗？”
“是的。不过，感觉他在这里也要搞出点什么动静。”
十津川说道。
“但是，小早川是被袭击的目标呀。被人用小刀割伤了都。”
“是他自己想要搞成这样子的。”

请老师看一下。