【汤河原】【149】
　「これから、君はどうするつもりだ？」
　十津川がきいた。
　「警察は女将の行方を必死になって探すんだろう？」
　「ああ、探すよ。今のところ、自発的に身を隠したのか、誘拐されたのかわからないが、もし、誘拐されたのなら、殺される恐れもありますからね」
　と、若宮がいった。
　「いっておくが、おれのあとをいくら尾行したって、ここの女将は見つからないぜ。女将の失踪とは、無関係だからな」
　小早川は、反抗的な口調でいった。
　「君自身も、探すつもりだろう？」
　十津川がきいた。
　「ああ、探すさ。おれも、女将を死なせたくないからな」
　と小早川は、いった。
　そして小早川に向って、立花亜矢は励ますように、
　「私たち近代ウイークリイも、責任を持って小早川さんをサポートします」
　「車持って来てるの？」
　と、小早川が亜矢にきく。
　「ええ。社の車で来てますけ」
　「じゃあ、行きたいところがあるので、乗せてくれないか」
　と、小早川はいった。
　カメラマンの山川を入れて三人が、ぞろぞろ と、出て行った。
　若宮が、若い泉巡査に向つて、
　「すぐ、あの三人を追ってみろ。女将の居場所がわかるかも知れないぞ」
　と、いった。

【译文】
“接下来你怎么打算？”
十津川问道。
“警察会不惜一切代价寻找老板娘的下落吧？”
“嗯，我们会寻找的。目前还不清楚她是自己躲起来了还是被拐骗了，如果是被拐骗，就有遇害的可能啊。”
若宫说道。
“有言在先啊，不管你们怎么跟踪我，是找不到老板娘的。因为老板娘的失踪与我无关。”
小早川用反抗的口气说道。
“你自己也打算找她吗？”
十津川问道。
“是的，我要找到她。我不想让老板娘死掉。”
小早川说道。
然后，立花亚矢对小早川像是鼓励地说道：“我们《近代周刊》也会担起责任支持小早川先生。”
“你们开车来的吗？”
“是的。是开报社的车来的。”
“我想去一个地方，能载我一程吗？”
小早川说道。
算上摄影师山川三个人陆续走了出去。
若宫对年轻的泉巡查说道：“快追上那三个人。也许就能知道老板娘的所在了。”

请老师看一下。