26 病院 玉緒の部屋
玉緒:可哀想。……
微笑んで目をつむる玉緒。
玉緒N:深く寝れるようになり、私の体調はみるみる回復した。
26 医院 玉緒的房间
玉緒:可怜的样子。……
玉緒笑着闭上了眼。
玉緒旁白:在沉沉的睡眠中,我的身体也一点一点地恢复了。
27 病院 診療室(数日後)
白倉がにこにことカルテを見ている。
白倉:素晴らしい。
黒岩もその横でにこにことしている。
白倉:ビニール肌の適合状態も良いですし、薬品類のアレルギー反応もありませんね。次は鼻腔の調整をいたしましょう。そろそろ真剣にお顔のデザインをお決めになってくださいね。
玉緒、あまり気が乗らない。
白倉:オプションはいかがします?お胸のおサイズを上げたりとか、お脇の脱毛とか。
玉緒:子宮も取れるって聞いたんですが。
白倉:取りたいんですか。
玉緒:必要ないかなって。
白倉:これから先必要になるのでは。
玉緒:多分いらないと思います。
白倉:これは大変センシティブな問題ですので軽はずみにお答えできないですが。
白倉、カルテを置き玉緒を見る。
白倉:ガンや筋腫などなにか問題のある場合は別ですが、内臓をとるのはお勧めしません。先日、盲腸になるのが怖いから今のうちに取っておきたいという方がいらっしゃいましたが精神科のほうをお勧めしました。まだ無い不幸を怖がるのは、恐怖症、神経症の一種です。
玉緒:……
白倉:どうしてもとのことでしたら、カウンセラーをご紹介しますが。
玉緒:大丈夫です。顔のデザイン考えておきます。
玉緒、立ち上がりドアのほうへ。
白倉:あの――
立ち止まり、ふり返る玉緒。
白倉:積極的に必要じゃなくでも、あってもいいものって結構あると思うんですよ、わたしは。
玉緒、頭を下げ部屋を出る。
27 医院 诊室(几天后)
白仓笑着看着病历。
白倉:很棒嘛。
黒岩也在旁边微笑着。
白倉:塑胶肌肤的结合状态很好,也没有药物过敏反应。接下来就给您调整鼻腔吧。差不多也该好好考虑考虑、决定做什么样的脸型了。
玉緒表现出不怎么在意的样子。
白倉:要不给您点其他的建议?比如增大胸部尺寸、腋窝脱毛什么的。
玉緒:听说子宫是可以摘除的。
白倉:您想摘除吗。
玉緒:应该没必要吧。
白倉:那就先从必要的说起吧。
玉緒:我觉得我大概也用不上这东西。
白倉:这是很敏感的问题,我不能轻率地回答你。
白倉放下病历看着玉绪。
白倉:像是癌症、肌肉肿瘤之类得了病的情况另当别论,我不推荐摘除内脏。之前有患者说很害怕盲肠会烂掉,想把盲肠摘除了。我劝他去了精神科。对还没有发生的坏事感到害怕,是属于恐惧障碍、神经症的一种症状。
玉緒:……
白倉:如果真是这种情况,我可以给您介绍心理咨询师。
玉緒:不用了。我先考虑考虑做什么脸型吧。
玉緒站起来朝着门口走去。
白倉:那个――
玉緒停下来回头看。
白倉:很多东西虽然没什么大的用处,但是就那样放着也没坏处,我觉得。
玉緒低头走出了房间。
28 病院 廊下
考え事をしながら廊下を歩いている玉緒。
クマの着ぐるみをすれ違う。
立ち止まり、クマの後姿を見る玉緒。
クマはそのまま振り返らずに歩き去っていく。
28 医院 走廊上
玉緒在走廊上走着,若有所思。
和一个穿着熊偶的人擦肩而过。
玉緒停下来,看着它的背影。
穿着熊偶的人没有回头,径直走去。
29 病院 自分の部屋
床に座り込んでいる玉緒、スケッチブックに懸命に字を書いている。周りには、たくさんの切り取られた顔のパーツの写真が落ちている。
三脚のつけられたビデオカメラが部屋の真ん中に立っている。
スケッチブックにペンで文字を書いていく玉緒の手。
「問一、 あなたがなりたいのものを教えてください。」
ページをめくる。書く。
「問二、 美は何でしょう。」
29 医院 玉绪的单人病房
玉绪坐在地板上,认真的在画册上写着字。在她的周围,剪下来的脸部碎片纷纷落下。
房间的中间放着装有三脚架的摄像机。
镜头给到玉绪在画册上用笔写字的手。
“问题一:你想变成什么样的人?”
玉绪翻了一页,继续写道。
“问题二:美究竟是什么?”
先生、映画脚本に関する英語単語の説明を探しました。ご覧いただきます。
(次に「台詞」の工程がある。登場人物がしゃべる言葉を「」で括って記述し、「の前に役者の役名を記述する。性別が判り易いように男性は名字、女性は名前で書くのが一般的である。ナレーションの場合はNと書き、その場にいない(映像では画面に映っていない)人物のセリフは、冒頭に(OFF)《読み:オフ‐ボーカル》と書くことで指定する。内心のセリフは(M)《読み:モノローグ》と表記する。<例:両津(OFF)「そんなことが……」>)
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本帖子最后于 2024/10/23 17:53:18 编辑 ]
靡不有初,鲜克有终……