住職はほっとした表情になった。
「でも、一応、届けておかれた方がよろしいかもしれませんわよ」
雪江は、住職が安心しきってしまうのを、危惧する気持ちがつのって、そういった。
「うーん……やはり、そうしないといけませんかなあ」
住職はたちまち憂鬱を取り戻したらしい。
「しかし、いまごろになって届けを出すのは、かえって具合の悪いことになるのではないですかな」
「そうかもしれませんけれど……でも、何もしないでいるよりはいいと思いますわ」
「そうでしょうな、いや、それはもちろんそうでしょう。ははは、日頃、警察には協力しているつもりだが、いざ我が身のことになると、尻込みしてしまう。まこと、修行の至らなさを痛感するあるのみですな」
住職は自嘲するように笑って、「ところで、光彦さんはお留守かな?」と訊いた。
「光彦ならおりますけれど、なにか?……」
雪江は警戒する目で、住職を見つめた。
「いやいや、べつに何ということも……ただ、できることならば、一緒に警察に行っていただけないかと……どうも、こういうことになると、警察は苦手なものでしてなあ」
「だめですよ、光彦はいけません」
住持如释重负。
“但是,我觉得姑且还是报个案比较好。”
住持才刚定下心来,雪江的这番话又让他感觉越来越害怕。
“嗯……果然还是只能这样啊。”
住持立刻又换回了忧郁的面孔。
“但事到如今再去报案的话,会不会反而让事情变得更糟?”
“话是这么说没错……但我觉得总比什么都不做要好。”
“可能是这样吧……不,肯定是这样。哈哈哈,平常总想着要配合警察办案,事儿真发生在我身上的时候,这下反而退缩了。这真是让我痛感修行的不足啊。”
住持自嘲般笑道,问说:“对了,光彦在家吗?”
“在是在,有什么事?……”
雪江用戒备的目光盯着住持。
“也不是什么要紧的事情……只是,可以的话,能不能让光彦和我一起去找警察……怎么说呢,事情发展到这种地步,我一个人是有口难辨啊。”
“这不行,光彦办不成。”
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まこと、修行の至らなさを痛感するあるのみですな
老师,我不明白,这句话的“ある”是什么东西?网上也搜不出来有用的结果,难道是“ている”的方言?或者是什么神奇的语法?
靡不有初,鲜克有终……