【汤河原】【179】
「あなたは、なぜ、初島のこのホテルに来たんです?」
十津川は、逆に、きいた。
「決っているじゃありませんか。私は、近代ウイークリイの記者で、六年前の事件を追っかけている んです。小早川さんが、初島へ行けば、私も、行くんですよ」と、亜矢は、いった。
「君は、今も、彼は、六年前の殺人事件について、無実だと信じているのかね?」
亀井が、きいた。
「ええ。信じています」
「理由は?」
「彼が、自分で、無実だといっています。それに、無実だと信じなければ、雑誌は、彼を追いかけませんよ」
と、亜矢は、いった。
「彼は、金次社長のことを、どう思っているんだろう?六年前の事件は、元をただせば 、金次社長の五十億円の投資話から始まっている、とも考えられるんだからね。恨んでいるんじゃないのかね?」
十津川が、きいた。
「どうでしょう。私には、わかりませんわ」
「わかりませんか」
と、十津川は、苦笑して、
「しかし、金次社長に対して、何か思うところがあるから、小早川さんは、このホテルに、やって来たんだと思うんですがね」
「直接、小早川さんに、お聞きになったら、どうなんですか?」
亜矢が、からかい 気味に、いう。
「あなたは、金次社長に会ったんですか?」
「ええ。インタビューさせて貰いました」
「それを聞かせてくれませんか? テープにとってあるんでしょう」
「それは、次号を読んでください。載りますから」
と、亜矢は、いった。
「彼には聞かせたんじゃないのかね?」
亀井が、睨むように、いった。
【译文】
“您为什么来初岛的这家宾馆呢?”
十津川反问道。
“这还用说吗。我是《近代周刊》的记者,一直紧跟着六年前的事件。小早川先生如果来初岛,那么我也会来。”
亚矢说道。
“你到现在还坚信关于六年前的杀人事件中他是清白的吗?”
龟井问道。
“是的。我坚信。”
“理由是什么?”
“他说自己是清白的。并且,如果不相信他是清白的话,杂志也不会跟踪报道呀。”
亚矢说道。
“他是怎么看金次社长的?可以这么认为,六年前的事件,如果要说源头的话,是从金次社长那五十亿日元的投资项目开始的。他对此一直记恨着吧?”
十津川说道。
“怎么说呢。这我也不知道。”
“您不知道吗?”
十津川苦笑道。
“不过,我觉得小早川先生是对金次社长有什么想法所以才来到这家宾馆的。”
“您直接去问小早川先生怎么样?”
亚矢带着嘲弄的意味说道。
“您跟金次社长见过面了吗?”
“见过了。他接受了我的采访。”
“能说来让我们听听吗?录了音的是吧。”
“请您阅读下一期杂志。那里有报道。”
亚矢说道。
“你不是说给他听了吗?”
龟井瞪着眼睛说道。
请老师看一下。
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本帖子最后于 2025/1/4 8:41:36 编辑 ]
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