浅見はおばさんが点ててくれた新しいお茶をすすりながら、涼しい顔で四辺の景色を眺め回した。
三人の刑事が栗林公園を出て行った頃合を見計らって、浅見はようやく腰を上げた。むろん、目指すは動物園である。
動物園は栗林公園の東側、大通りに面した入口の脇にある。この前、訪れた時もそうだったが、動物の臭いが辺りに漂って、せっかくの名園を訪れた感興を削がれる。しかし、これもまた市民に対するサービスとして必要な施設なのかもしれないから、よそ者が文句をつける筋合いではないのだろう。
浅見は一般の入場者と同様に、チケットを買って園内に入った。
小さい割に動物の種類が多いのには感心する。しかし、浅見は脇目もふらず、まっすぐ 猿の檻に向かった。檻というより、サル山というのかもしれない。山あり谷ありの小さな児童公園といった広場に、かなりの数の猿がいて、客の方を物珍しいそうに見物している。
サル山の右手に飼育係の事務所があった。ドアを開けると、ユニフォームの男性が一人いて、こっちを見た。事務所の中は想像していたよりずっと綺麗で、きちんと片付いている。
サル小屋を担当する飼育係は戸田という若い男で、その「事件」のことははっきり記憶していた。
浅见啜饮着茶店阿姨点的新茶,惬意地眺望着四周的风景。
估摸着三名刑警已经出了栗林公园,浅见终于站起身来。目的地不用说也是动物园。
动物园位于栗林公园东部,在面向大马路的大门的旁边。浅见之前到访的时候也是如此,好不容易来一趟,而动物的臭味在动物园周围萦绕不去,甚是扫兴。不过,这动物园作为面向市民的一项必要的服务设施,是利是弊也不是外乡人能够置喙的吧。
浅见和其他人一样,买票进了园。
浅见深感动物园虽然小,但是动物的种类却很多。不过他连看都没看,径直朝着猴笼走了过去。与其说是猴笼,倒不如说是猴山。在被称作儿童公园的、有山有谷的小广场上,有数量不少的猴子正好奇地打量着游客。
猴山的右手边就是饲养员的工作室。打开工作室的门,只见一个身着制服的男性转头看了过来。工作室里面比想象中要干净的多,整理地井井有条。
掌管猴屋的饲养员是一位名叫户田的年轻男人,他清晰地记得这起“案件”。
先生の教えをお願い致します。
[
本帖子最后于 2025/2/15 16:40:37 编辑 ]
靡不有初,鲜克有终……