「そしたら、明日はこれらの電話所有者に当たってみることにしましょう」
案内役の大原が張り切って、むしろ東京の2人の刑事を煽り立てるように言った。
「しかし、実際問題として、これだけの対象の中から、弓岡が会った――いや、あったかもしれない、もしくは会おうとしていたかもしれない人物を探し出すというのは、大変な作業ですねえ」
田原はウンザリしたように言った。
「なあに、それにしたって、対象はたかが150ですよ」
大原は気楽な顔をしている。
「いや、そんなに簡単なものじゃないでしょ」
田原は、これだから田舎警察はのんきで困る――と言いたげだ。「仮に加入者は150だとしてもですよ、電話の持ち主が会社なんかだと、厄介です。その社の誰に会おうとしたのか、まるで分かりませんからね。相手を特定するのは容易なことじゃないですよ」
「大丈夫ですかな」
大原はニコニコ顔である。
「東京辺りの会社とちごうて、高松の会社は規模も小さいし、人数かて知れてますからな。一人一人聞いて回ったって、三、四日もあれば充分」
“那好,我们明天就从这些号码的主人开始调查吧。”
作为向导的大原反而很有干劲,撺掇起了东京来的两名刑警。
“但问题是,在这么多人当中,要想找出弓冈见到的人——不,也可能没见到,又或者只是弓冈打算要见的人,这可不是一件简单的事。”
田原不耐烦地说道。
“不会吧,这两页里顶多就150个号码啊。”
大原的语气很是轻松。
“哪有那么简单……”
田原的神情中透露出对庸庸碌碌的乡下警察的不屑,“就算只有150个号码,要是号码是公司的,那就麻烦了。公司里那么多人,谁知道弓冈要去见谁。想要确定对方是谁可没那么简单。”
“不碍事的。”
大原笑着说道,
“高松的公司不比东京,规模很小,这些公司有多少人我都很清楚。挨个走访的话,三四天就足够了。”
先生の教えをお願い致します。
靡不有初,鲜克有终……