翌朝、約束どおり、大原はホテルに新聞記者を連れて来た。
「島田といいます。浅見さんのことは大原さんから聞いております」
大きな声で挨拶した。田原よりも若い年恰好で、たぶんまだ20代半ばを過ぎたぐらいだろう。大原の自慢話と一緒に、『讃岐路殺人事件』での浅見の活躍ぶりを聞かされているに違いない。キラキラと光る、憧れを込めたような目で見つめられて、浅見は大いに照れた。
「どんな事件なのか、期待してます」
島田が言うと、とたんに「ためですよ、あんた」と、田原の声が飛んだ。
「あんたはあくまでも浅見さんの案内に徹してくださいよ。事件のことに首を突っ込むのはやめて頂きます」
「はあ……」
島田は不満そうに、大原と浅見の顔を交互に見た。
「そういうことですよ、島田さん」
浅見はニヤリと笑って、田原からは見えない方の目で、ウインクをして見せた。
田原と木元は大原の車で出発した。電話帳の名前を片っ端から聞き込んで歩くつもりである。
第二天早上,按照约定,大原把那位新闻记者领到了宾馆里。
“我叫岛田,久仰您的大名。”
岛田大声地打招呼。他看起来比田原还要年轻,大概25岁出头。看岛田的样子一定是从大原的口中得知了浅见在“赞歧路杀人事件”中的突出表现,他的眼睛里闪烁着憧憬的光芒,看得浅见很不自在。
“是什么样的案件呢?我很期待呀。”
岛田刚说完,田原就喊道:“你不能参加。”
“你做好浅见先生的向导就可以,拜托不要再对案子这么好奇了。”
“啊……”
岛田很是不悦,看看大原的脸,又看看浅见的脸,视线在两人之间摆动。
“就是这样的,岛田先生。”
浅见带着笑意说道,背对着田原对岛田使了使眼色。
田原和木元乘坐大原的车出发了,计划照着电话簿上登记的名字一一查访。
先生の教えをお願い致します。
靡不有初,鲜克有终……