「ええ、せっかくきちんと用意してきてくれたのに、申し訳ありませんが、聞き込み捜査は警察に任せることにします」
「どうしてですか?」
「いや、我々には警察の真似は所詮、無理ですよ。それに、田原さんも言ってたじゃありませんか、事件に首を突っ込むのはやめてくれって」
「しかしそれは……」
「まあ確かに、建前ということはありますが、今回は田原さんの顔を立てることにしましょう」
「それじゃ、僕は……」
島田はむっとした顔になった。わざわざ来たのに、どうしてくれる――と言いたいに違いない。
「コトデン沿線の取材を終えた後でいいのですが、新聞社に連れて行ってください」
「えっ?新聞社って、あの、うちの社にですか?」
「ええ、そうです。ご迷惑ですか?」
「いや、別に迷惑ではありませんが……しかし、何だってうちの社なんかに?」
「5月3日の新聞を見せていただきたいのです」
「5月3日の新聞……」
“是的,难得你准备的这么充分,真是抱歉。但是案件走访还是让警察去做吧。”
“为什么呢?”
“我们像警察一样走访,说到底也是违规的吧。而且田原先生不是也说过了嘛,拜托我们不要再对案子这么好奇了。”
“但是这不是……”
“不管怎么说,本来确实有这样的规定。这次我们就给田原先生一个面子吧。”
“那我……”
岛田呆住了,他的神情分明是想说“我就是为这事特意来的,你现在让我怎么办啊?”。
“我们在琴电沿线拍摄完素材之后,能不能拜托你带我去报社?”
“嗯?报社?……是我工作的报社吗?”
“是的,有困难吗?”
“困难什么的倒是没有……但是为什么要来我们报社呢?”
“我想看看5月3号的报纸。”
“5月3号的报纸……”
先生の教えをお願い致します。
靡不有初,鲜克有终……