【汤河原】【223】
十津川は、笑って、
「あなたが、嘘をついているかどうかは、あまり興味がないんです。私が、気になるのはあなたが、なぜ、そこまで小早川に入れ込む かということなんですよ」
「真実を知りたいからですね。近代ウイークリイもその線に沿って、記事を書いています」
と、亜矢は、いった。
「あなたは、前にも、同じことをいった。だから、私も、同じことをいいますが、小早川の目的は、真実を明らかにすることじゃありません。六年前の復讐をしたいだけですよ。もし、六年前の真犯人が、わかったら、彼は、問違いなく、相手を殺しますよ。あなたは、その手伝いをしていることになる。それでも、いいんですか?」
と、十津川は、いった。
「じゃあ、その前に、あなた方が、六年前の事件の真犯人を見つけ出してください」
亜矢が、いい返した。
「残念ながら、私たちは、警視庁の刑事で、ここで起きた事件の捜査は、出来ないことになっています」
「でも、県警に、協力は、出来るんでしょう?」
「出来ますが、主導権は、取れません」
「そんなの逃口上 だわ」
と、亜矢は、いった。
「もし、所管が違うなら、なぜ、所管の違うところで私に、説教なさるの?おかしいじゃありませんか」
「警部の負けですよ」
と、亀井が、笑った。
「参ったな」
と、十津川は、苦笑した。
「それでも、あなたに、いいたいことだけは、いいたくてね」
【译文】
十津川听完笑了,说道:“我对你是否在说谎没什么兴趣。让我在意的是,你为什么小早川身上花费精力?”
“我想知道真相。《近代周刊》也是因为如此,才继续报道的。”
亚矢说道。
“你之前也说过这样的话。所以我还是那句话,小早川的目的不是查明真相。他只是为了六年前的复仇。如果六年前的真正的犯人出现的话,他肯定会杀了那个人。那你就等于扮演推波助澜的角色。难道那样的结果也无所谓吗?”
十津川说道。
“那么在此之前,请你们把六年前事件的真正儿犯人找出来吧。”
亚矢回敬道。
“很遗憾,我们是警视厅的刑警,无法调查在这里发生的事件。”
“但是,你们可以协助县警的调查吧。”
“可以是可以,但没有主道权。”
“那就是借口啊。”
亚矢说道:“如果是管辖地区不同,那为什么你在非管辖地对我进行说教呢?这不很奇怪吗?”
“警部输了。
龟井笑着说道。
“我输了”,十津川苦笑道。
“虽然如此,我只想对你说想说的。”
请老师看一下。
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本帖子最后于 2025/4/25 14:18:53 编辑 ]
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