「それにしても、警察はずいぶんあっさり自殺と断定してしまったものですね」
  浅見は首をひねった。
  「いやあ、こんなもんじゃないですか」
  島田はむしろ当然――という口調で、車に向かって歩き出した。
  「だいたい、警察ってところはカッコさえつけば、事件処理はなるべく早い方がいいという主義ですからね。これが交通違反だと罰金が入るぶんだけ一生懸命やるけど、事件は警察の収入にはならんのです」
  「ははは、かなり辛辣な言い方ですね」
  「いや、笑いごとではないです」
  島田はムキになって言った。
  「例えば、横浜の弁護士一家が行方不明になっている事件の捜査だってそうでしょう。弁護士会が躍起になって、真相究明のキャンペーンを張っているのと比べると、警察の対応は、実にのんびりしたものでないですか。我々でさえ、どう考えたって生命の危険を感じるというのにです。この分だと、死体でも発見されない限り、警察は動き出さないつもりですよ、きっと」
  「それはそうかもしれません」
  “不过,警察这么轻率的认定是自杀也太敷衍了。”
  浅见歪起了头。
  “警察不就是这样的吗?”
  岛田一边朝汽车走去,一边想当然地说着, 
  “基本上,警察们只要能保住自己的社会形象,就会倾向于案件调查越快越好。如果是违反交规的话,因为有罚金,他们还会认真一点,但是这样的案件是不会影响警察的收入的。”
  “哈哈哈,真是一针见血啊。”
  “这可不是什么好笑的事。”
  岛田认真了起来,
  “就比如在横滨律师全家失踪案里,警察的态度就是这样的吧。连律师协会都抗议要警方查明真相,而与之相比,警察的处理措施也太随意了吧。连我们局外人都觉得失踪者很可能有生命危险,可是警察就是打定主意,没发现尸体就不出警。”
  “确实有可能是这样。” 
 先生の教えをお願い致します。
靡不有初,鲜克有终……