【汤河原】【244】 
  湯河原駅近くの「アカギ」ビルに到着した。
  経営が苦しいと聞いているが、この近くに、この大きさのスーパーが無いせいか、結構、賑っていた。
  ビルの一、二階が、店で、最上階の四階が、自宅になっていた。
  土屋警部と、十津川たちが、そこに、上って行った。
  神奈川県警が、すでに来ていた。若宮の顔があって、彼が、説明してくれた。
  「家族の話では、昨夜、十時頃、ちょっと出かけてくるといって、赤木は、外出したそうです。その時、何か怯えている感じだったといっています」
 「そのまま、朝になっても、帰らないんですね?」
  土屋が、念を押す 。
 「そうなんです。熱海の岡崎社長や、湯河原の青山荘の女将のことがあるので、心配しています」
  と、若宮は、いった。
  「赤木さんは、車で出かけたんですか?」
  十津川が、きいた。
  「そうです。車は、トヨタの白のRV車 で、今、探しています」
  若宮は、車のナンバーを教えてくれた。
   一時間後に、その車が、湯河原の梅林近くの駐車場で発見された。
  まだ、梅も咲いていないから、この無料駐車場は、空いていた。
  管理人がいないので、この車が、いつから駐めてあったのか、はっきりしていない。
  しかし、昨夜の十時過ぎに、赤木が、車で外出したことを考えれば、そのあと、ここに駐めたということになるだろう。
  県警の刑事と鑑識が、車を調べた。
 【译文】
 他们到达位于汤河原车站附近的“赤木”大楼。
 虽然听闻超市经营困难,但或许是因为这一带没有其他同等规模的超市存在,所以人气还是相当兴旺的。
 大楼一二两层是店铺,最上层的四楼是住房。
 土屋警部和十津川一行前往四楼。
 神奈川县警已经来了。若宫也在,于是他作了一番说明。
 “听他家人说,昨天晚上十点左右,他说出动一下后,赤木就 外出了。家人还透露说,感觉当时他似乎有些害怕。”
 “就这样,到了早上一直未归对吗?”
 土屋确认道。
 “是的。由于热海的冈崎社长和汤河原青山庄老板娘的遭遇,让人感到担忧啊。”
 若宫说道。
 “赤木先生是开车出去的吗?”十津川问道。
 “是的。是一辆白色丰田房车,我们现在正在寻找。”
 若宫还告知了汽车的车牌号。
 一个小时后,那辆车在汤河原的梅林附近的停车场被警方找到。
 梅花现在还没盛开,所以这个免费停车场空荡荡的。
 由于没有管理人员,所以这辆车什么时候就已停在这里已经搞不清楚了。
 不过,考虑到昨天夜里十点多,赤木开车外出,那么就是那个时间点之后把车停在这里的吧。
 县警刑警和鉴定人员调查了这辆车。
 请老师看一下。
低头做事