【汤河原】【250】
「なるほどね」
「でも、その違いで、助かったり、殺されたりするのは、おかしいですね」
「犯人が、小早川だとすれば、カメさんのいう通り、おかしいよ。彼は、九人全員を恨んでいた筈だからね」
「警部は、犯人は、小早川ではないと、お考えですか?」
「いや。そうとはいってないが、小早川が犯人だとすると、この区別に引っかかるということなんだよ。今、岡崎政明のサンライズホテルは、どうなっているんだろう?」
十津川が、自問の口調で、いった。
「調べましょう」
と、亀井は、いった。
その結果は、すぐ、わかった。
「どうも、妙な具合です」
と、亀井が、十津川に報告した。
「妙なって、どんなことなんだ?」
「あのホテルは、今後、東京のイザギ興業という会社の経営になるようです」
「イザキ興業?」
「そうです」
「どういうことなんだ?」
「何でも、ホテルのオーナーの岡崎は、経営が苦しいので、東京のイザキ興業と、提携していくことに決めて、共同経営の契約書を取りかわしたというのです」
「その片方の岡崎が亡くなったので、ホテルの経営権が、共同経営者のイザキ興業に移ったということか?」
【译文】
“原来如此。”
“不过,因为这样的不同,有人幸存,有人遇害,这不是很奇怪吗?”
“如果犯人是小早川的话,就跟龟井你说的那样,很奇怪。他应该痛恨全部这九个人才对。”
“警部是认为小早川不是犯人是吗?”
“不是。我没这样说,不过如果小早川是犯人,就跟这个区别牵扯上了。现在,冈崎政明的旭日升宾馆是什么情况?”
十津川说自问的语气说道。
“调查一下吧。”
龟井说道。
结果马上就出来了。
“情况很了奇怪啊。”
龟井向十津川报告说道。
“你说的奇怪,是什么的情况?”
“那家宾馆以后就由东京的一家名叫井崎兴业的公司经营。”
“井崎兴业?”
“是的。”
“这是怎么一回事?”
“总之,宾馆老板冈崎由于经营困难,决定与东京的井崎兴业合作,并且签了协议。”
“作为协议一方冈崎死亡,因此,宾馆的经营权就落入合伙人井崎兴业的手里。”
请老师看一下。
低头做事