【汤河原】【252】 
  「その通りです。ここに、その契約書の控え があります」
  工藤は、誇らしげ に、その契約書を見せた。
  間違いなく、東京の双葉興業と、青山荘との間の契約書で、捺印 もしてあった。
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  次に、二人は、湯河原のスーパー「アカギ」に廻ってみた。
  ここも、オープンしていて、客で賑っていた。
  一日だけ店を閉めたが、再オープンした時、大バーゲンセール をやっていたのだ。
  半額コーナーがあったり、湯河原特産のみかんを、無料で差し上げるということがあったりするので、今日は、客で、一杯だったのだ。
  二人は、ここでも、店長に会った。
  四十歳くらいの小林という男だった。鉢巻姿 で、バーゲンセールの指揮をしていたが、十津川たちに向って、
  「とにかく、新生アカギです。お客さま本位のやり方で、経営を立て直してみせますよ」
  と、大声で、いった。
  「あなたは、前から、この店にいた人ですか?」
  亀井が、きいた。
  「いや、東京から、指導に来ています」
  「東京の何という会社からですか?」
  「こういうところです」
  と、小林は、名刺をくれた。
  〈TSK 小林啓吾〉
  と、名刺には、あった。
 【译文】
 “没错。这里有协议的副本。”
 工藤自豪地展示了那份协议。
 果然是东京双叶兴业与青山庄之间的协议书,还盖了章的。
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 接下来,两人顺便去了一趟汤河原的“赤木”超市。
 这里也照常营业中,生意红火。
 超市只关门一天,再次开门营业的时候,还搞了一个大促销活动。
 由于设置了半价区,还有免费赠送汤河原特产蜜桔活动,今天店里挤满了顾客,很热闹。
 两人在这里也与店长见了面。
 那是个四十来岁,姓小林的中年男子。
 只见他扎着头巾,正指挥着大促销活动,见到十津川他们便大声说道:“总之,这是新生的赤木超市。我们要以顾客为本,定能重振经营!”
 “您是一直在这里工作的老员工吗?”
 龟井问道。
 “不是,我是东京公司派我来指导工作的。”
 “您是从东京哪家公司调来的呢?”
 “就是这个地方。”
 小林说着递上了名片。
 名片上印着:
 “TSK 小林启吾”
 请老师看一下。
低头做事