【汤河原】【260】 
  「それで——」
  「それが、向うで、殺人事件が起きましてね。投資話も、立ち消え になって、実は、ほっとしていたんですよ」
  「あなたを殴った奴ですが、この男じゃありませんか?」
  と、田中は、小早川の写真を見せた。
  庄司の眼が、大きくなった。
  「こいつですよ。どんな男ですか?」
  「殺人で、六年間刑務所に入っていた男です」
  片山が、いうと、庄司は肯いて、
  「そうでしょう。噛みつきそうな顔をしてましたからね。ああいう奴は、さっさと捕えてもう一度刑務所に放り込んで下さい」
  といった。
  「わかりました。善処 しますよ」
  二人の刑事は、病室を後にした。
  パトカーに腰を下してから、十津川に連絡を取った。
 「殴ったのは、間違いなく、小早川ですね。めちゃくちゃに殴っています」
 「問題は、どうしてそんなことをしたかだが」
  と、十津川がきく。
  田中は、庄司が喋った通りを、電話で、話した。
  十津川は、電話の向うで、肯きながら、聞いている。
 「これで、よろしいですか?」
  田中がきくと、十津川は、
 「助かったよ。これで事件の謎が解けたよ」
  と、いった。
  十津川は、電話を切ると、亀井に向かって、
 「小早川が見つからないと思っていたら、東京にいたんだ」
 【译文】
 “然后呢——”
 “然后就是那里发生了命案。投资计划也中断了,这其实也让我们松了一口气。”
 “对你进行殴打的人是不是这个男人?”
 田中把小早川上的照片给庄司看。
 庄司的眼睛一下子瞪了老大。
 “就是这个人。 这男的是什么人?”
 “这人早年因杀人入狱服刑六年。”
 片山说完,庄司点头说道:“没错吧。看他那副呲牙咧嘴的样子。这样的人,请你们尽快抓住他再次送他进监狱吧。”
 “明白了,我们会妥善处理。”
 两名刑警离开了病房。
 坐进警车后联系了十津川。
 “没错,打人者就是小早川。下手特别狠。”
 “问题是为什么要干那种事情。”
 十津川问道。
 田中在电话中转述了庄司说的话。
 十津川在电话的那头,一边点头肯定一边倾听着。
 “这样可以吗?”
 田中一问,十津川说道:“很有帮助。这样一来,案件的谜团就解开了。”
 十津川切断电话后对龟井说道:“我原本以为找不到小早川了,原来他在东京啊。”
 请老师看一下。
低头做事