「あ、 いや、それは言葉のあやみたいなもので、そういう意味でなく……」
「じゃあ、どういう意味だと言うんですか?とにかく、面白半分で他人の悲劇をつつくのはやめてください!」
激しい言葉と同時に、ドアが猛烈な勢いで閉められた。浅見は弾き飛ばされそうになって、 道路まで後退した。
「参ったな……」
浅見は茫然とドアを見つめて、呟いた。 普段、露悪的なことばかり言っているか、 いざという時に 、こういう仕儀になる」
しかし、あの場合、 何と言えばよかったのだろう?
まさか、「正義のため」だなんてことは、 照れ臭くて言えたものではない。
それにしても、 我ながら まずいことを くちばしたものである。
(好奇心かーー)
浅見は道路に佇んだまま、煙草を取り出して火をつけた。
好奇心というのは、存外、本音なのかもしれないーーとも思った。浅見が事件に関わる際には、まず好奇心があって、その後から正義感だとか、 犯罪に対する憎しみとか言ったものが、取ってつけたようにやってくる。
基本的には、不思議な事件に対する興味があって、初めて事件に首を突っ込んでみようかなーーという、それこそ好奇心 そのもの のような心理になるのである。
“啊,您可能是误会了,我不是这个意思。”
“那你是什么意思啊?别人家失火,你别来看热闹了。”
激烈的话说完,门也被哐当一下关上了。浅见像是被震飞出去似的,后退几步退到了路上。
“碰壁了啊……”
前进茫然的盯着门自言自语道。平时说话总是过分自谦,真到了这种不需要自谦的时候,就把事情搞砸了。
但是在那种场合到底应该说什么才好呢?
义正言辞的话果然还是说不出口啊。
不管怎么样,终究还是把不该说的话说出来了。
(是因为好奇心吗ーー)
浅见伫立在路上,掏出烟点着了。
这说不定还真是真心话。浅见调查案件好像总是出于好奇心,正义感或者说对犯罪的厌恶什么的,倒不如说是借口。
因为对奇案产生了兴趣,所以才想插手进来看看——这也是出于好奇心理吧。
先生にはご指導のほどお願いいたします
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本帖子最后于 2025/10/16 11:49:53 编辑 ]
靡不有初,鲜克有终……