【汤河原】【23】
「どなた?」
という若い女の声が聞こえた。
「実は、前に、その部屋に住んでいたんだが、見せて貰えませんかね?」
と、男は、いった。
女は返事をしない。相手が、切ってしまったのかと、男は思ったが、しばらくして、
「どうぞ」
と、いう女の声がして、玄関のガラス扉が、開いた。
男は、ロビーを抜け、エレベーターに乗った。
十二階でおりる。
一番端の1201号室のインターホーンを鳴らした。
ドアが開いて、二十七、八歳の女が、顔を出した。
「おれは――」
と、男が、名前をいおうとすると、女は、笑って、
「小早川さんでしょう」
「どうして、知ってる?」
「ここに前にどんな人が住んでいたか、管理人さんに聞いていますから」
と、女は、いった。
「おれは、ベランダを見たいんだが、いいかな?」
「どうぞ」
男は、2LDKの部屋を抜けて、ベランダに出た。
角部屋なので、ベランダは、広い。それが気に入って、昔、この部屋を借りたのだ。
雨があがって、陽が射してきていた。
マンションが、山を背にして湯河原の町を向いて建てられているので、ベランダから、湯河原の
温泉街が、一望できた。
男が、今、泊まっている青山荘もよく見える。
男は、煙草に火をつけて、女を見た。
【译文】
“哪位?”
听到一个年轻女人的声音。
“其实我之前是住在这里的,能让我再看一看吗?”
男人说道。
女人没有回应。正当男人以为对方挂断了通话,过了一会儿,女人说道“请进”,话音刚落玻璃大门打开了。
男人穿过大厅走进了电梯。
在十二楼下了电梯。
然后按响了最里面的1202号房间的内线电话。
房间打开了,一个二十七、八岁的女人探出头来。
“我是——”
正当男人要自报家门的时候,女人笑着说道:“是小早川先生吧。”
“你是怎么知道的?”
“因为我问过管理员,以前这里住着何许人。”
“我想看一看阳台可以吗?”
“请吧。”
男人走过2室1厅1厨的房间,来到阳台。
由于是转角的房间,所以阳台宽敞。以前就是因为喜欢这一点,所以才租了这间屋子。
雨停了,太阳出来了。
公寓是背靠大山面朝汤河原的街区建造的,阳台可以一览汤河原的温泉街全貌。
男人现在住宿的青山庄也清晰可见。
男点了一支烟,然后看了看女人。
请老师看一下。
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本帖子最后于 2023/9/20 23:25:54 编辑 ]
低头做事