6とんでもない結末
「あきれたもんですな。オールデイカーのやつ、いくら家を建てるのが仕事とはいえ、あんなかくし部屋をつくっていたとは。でも、どうしてわかったんです?」
オールデイカーがつれていかれたあと、警部がホームズにききました。
「あの男が生きていて、どこかにいるとしたら、家の中じゃないかと考えたんだ。二階のろうかの長さをはかってみると、一階より二メートル近く短い。で、ふつうにつかまえるより、自分から出てこさせるのも、おもしろいと思ってね。」
「そこで、けむりをたいて追いだしたわけですか。おそれいりましたよ。でも、あの男こそ犯人だったなんて、よく見ぬけましたね。」
「きみが、決定的しょうこだといった指紋のおかげだよ。」
「どういうことです?」
レストレード警部は、ショックを受けたようでした。
「だって、前の日にぼくが調べたとき、あのかべにはたしかに何もなかったんだから。
ということは、あの指紋は夜のうちにつけられたことになり、それは家の中にいたものにしかできないことさ。」
「でも、指紋というものは、同じものは決してないはずで……。」
6 意外的结局
“真是让人大吃一惊啊。虽说奥德克这家伙是做建筑生意的,但居然建了那么隐蔽的房间。不过,你是怎么发现的?”
奥德克被带出去之后,探长问福尔摩斯。
“我想如果那个男人还活着、藏在某处的话,是不是在这栋房子里。我尝试测量了二楼走廊的长度,发现比一楼短了近两米。我想,与其平淡无奇的逮捕他,让他自己出来不是更有意思吗?”
“所以你就点火把他赶出来了。我服了。不过那个男人才是犯人,你看出来了。”
“我得感谢你找到的决定性证据、那枚指纹。”
“这是怎么回事?”
雷斯垂德探长看起来吃了一惊。
“因为前一天我调查的时候,那面墙上的确什么都没有。
所以那枚指纹是趁夜里弄上去的,只能是这个房子里原来就有的东西。”
“但那个指纹不可能一样……”
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本帖子最后于 2024/5/17 21:21:10 编辑 ]