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【N2阅读】【6】“保护孩子”
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≡ 帖子主题:【N2阅读】【6】“保护孩子”
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用户名:瞬间收藏家(帅哥)
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楼主
人間というのは奇妙な生き物である。自分の力を使って自分の利益になることを行い、それがうまくいけば嬉しいというのは、個体が生き残っていくために当然のことだが、自分の力を使って何かをやって、他者、とりわけ身近な他者が喜んでくれると、それがまた嬉しい。そういう生き物なのである。これもまた人間の自然であって、ほかの生き物にはあまり例がない。思えば、親が子どもを喜ばせようと、美味しいものを食べさせたり、面白いおもちゃを買いあたえたりすること自体が、この人間的な喜びようの典型である。子どもの笑顔を見たい親たちにとって、子どもを守ることそのものが子育ての喜びとなる。教師もまた、子どもの喜ぶ姿を見ることを教育の喜びにしている。では、子どもの方はどうなのだろうか。
子どもたちが周囲から守られて、喜びをあたえられる機会は、昔に比べて圧倒的に増えている。逆に、何かを任されて、相手を喜ばせる機会や体験を、いまの子どもたちはどれくらい味わっているだろうか。まだ社会全体が貧しくて、子どもが一人の生活者として働かなければ家が回っていかなかった時代には、子どもたちは否応なく そうした体験を味わった。子どもが働くのが当然というなかでは、親が誉めてくれるわけでも、喜びをおもてに表してくれるわけでもないのだが、それでも子どものなかには、自分が役立っているという感覚が確実にあって、それが生活者としての子どもの自信となった。
(中略)
しかし、今日のように経済的に豊かな社会になって、生活のほとんどが貨幣でまかなわれるようになると、子どもに頼り、子どもに任せる領域がどんどんと減ってくる。それにつれて、子どもたちは自分の力を使って役立つ機会を失い、結果として子どもは<ひたすら守られる存在>にされてきた。 「子どもを守れ」というのは当然のことである。しかしおとなたちが善意で子どもたちを<ひたすら守る>とき、それはかえって子どもたちから、相手に役立ち、相手を喜ばせて喜ぶという人間の自然を奪うことになる。
人类是种奇妙的生物。通过自己的力量实现自己的利益、如果顺利的话会很高兴,这是个体为了生存的必然,但是,通过自己的力量让别人、特别是亲近的人高兴,也会很开心。人类就是这样的生物。这也是人类的本性,但在其他生物中少有例子。比如父母为了让孩子高兴,给孩子吃好吃的东西、买好玩的玩具,这些行为本身就是这种人类的快乐的典型例子。对于希望看到孩子笑脸的父母,保护孩子本身就是养育孩子的快乐所在。对于教师也一样,把看到孩子开心的样子作为教育的快乐。那么,孩子们呢?
孩子被周围保护、享受快乐的机会和过去相比大大增加。与之相反的,被委托任务、让别人开心的机会和体验,现在的孩子们能体会多少呢?在整个社会都很贫困、孩子必须作为家庭的一份子赚钱养家、否则就活不下去的时代,他们被迫体验了这种生活。当孩子自然而然地参与劳动,即使父母并不夸奖他们、也不会表现出喜悦,但在孩子心中,他们感觉到自己是有用的,这让作为家庭一份子的孩子体会到自信。
(省略)
然而现在的社会经济繁荣,生活几乎完全依靠货币维持,能交给儿童去做的领域越来越少。随之而来的,儿童失去了通过自己的力量做有用的事情的机会,于是儿童变成了“被一味保护的存在”。“保护儿童”,理所当然。但是,当成年人用善意把儿童“一味保护起来”的时候,其实是在剥夺儿童对别人有用、让别人开心的人类天性。
2024/5/27 22:07:11
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人間というのは奇妙な生き物である。自分の力を使って自分の利益...
瞬间收藏家
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人类是种奇妙的生物。通过自己的力量实现自己的利益、如果顺利...
孙沈清
2024/5/27 23:32:05
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